コロナ禍、お取り寄せの食事について
「まん延防止等重点措置」が発令され、なかなか新型コロナウイルスが流行する前の日常に戻れません。
数回の自粛要請で皆様におかれては、ご自宅での生活上でいろいろと工夫をされていることと思います。
特に食事、通常は外食しないと食べられない(事前予約や並ぶ必要もなく)メニューもネットやアプリで気軽に注文、食事をすることが一般的になりました。
コンビニエンスストアで売られているお弁当などは、その性質上、一定の時間が経っても食べられるようになっています。(温めてからの食事が指示されているものは、電子レンジ等により容器ごとの加熱が可能です。) これは、菌などの侵入が制限された専用の工場で作られ、包装・輸送されているからです。
しかし、レストランのオープンキッチン等で作られた食事は、元々提供されて直ぐに食されることが前提となっています。そして、容器の材質的に温め直しが難しいものもあります。そこで、商品を受け取ってから時間をおいてしまうと、経時的に菌の増殖を許してしまいます。受け取り後は、できるだけ早いタイミングで食べるようにしてください。 また、揚げ物の油も時間とともに酸化が進みますので、やはり早めに食するようにしてください。
今年は桜の開花も早かったです。冬場と違い、気温も湿度も上がってきています。人間も活動しやすくなりますが、同時に菌類も活動量が増えます。
食中毒にならないよう、ご注意ください。